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組立寸法公差の考え方と設計・出荷の関係

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組立寸法公差の考え方と設計・出荷の関係

よくお客様からアルミフレームの組立精度について聞かれますが究極の回答としましては

人間が組んでるものなので限界があります。。。押し出し材なんでそんな精度出ないです。

が答えです笑 一応目標値的なのはありますが、

1m以内±0.5mm 1m~3mで±1.0mm 3m以上で1.5mとしてますが、、、、

あくまで目標ですから笑

アルミフレームの性質上30角 40角のフレームを実測するとマイナス公差で基本

入ってます。それでカット公差で±0.2程度と考える。フレームの本数を多く使うと塵も積もればなんとやらで

目標は達成できないのです。誤魔化す方法もあるんですがね、それは別の機会に笑

寸法なんで出てないの?って責められると。

性質上仕方ないですとしか言えません。明らか2~5mm程度ズレていたらそれは組付けミスでそれは問題ですが。

申し訳ないんですがフレームぶっ叩いて下さいという時もあります。

アルミフレームだけを見た設計・選定は実は問題です。お客様がどこの精度を優先させて

どこの寸法を捨てていいかを設計者側がちゃんと把握する必要があります。

弊社としては上記の考え方を新規案件の際に必ずお伺いしております。ある程度の寸法目安は出せます。

なぜそれが重要か

・弊社で組付けを行ったユニットがお客様に納品されて次の作業がスムーズに行えるようにする為。

・コストダウンにも繋がります。(面出しの時間が少し減る・部材点数が変わる)

言葉では伝えることが難しいとしてもここを意識しているんだ!!!的なことを聞かせて欲しいです。

過去いろいろなお客様のユニットを組立して言われましたのが

・貴社に頼むと後戻りがまずない。

・自社の部品とアルミフレームに取り付けるアイディアがすぐに出てくる

・自社の次の工程を軽く話しただけでわかるので楽

・総組の時間が想定よりも少なくなった

とのお言葉を頂いております。

アルミフレームの設計的な改善アプローチも組立寸法の大きな因子となってます。

また必ず輸送時にずれてしまうのでその対策も実は下記のようなことを行っております。

組付けのトルクはJIS規格・メーカーの適切トルク値に従って行っております。またチャーター便の

ドライバーも極力同じ人になるように調整してもらっております。

(※守屋お気に入りのドライバーに。超安全運転系。)

上記でも書きましたが輸送時にはずれてしまうものなので極力ベストな状態で

出荷出来ればいいんですが限界がやはりあります。

弊社から300kmが山です笑300kmを超えると道かつ未知の振動が輸送時にあり

沼です。その際は弊社大阪の協力会社を使えばよいですが笑むしろご依頼ください!!!

設計・組立・出荷トータルで見てユニットを作っておりますが弊社が目指すところは

生きた設計・組立・出荷を行うことです。過去の経験を活かし新たな方式で改善を行う

作業を必ず行ってます。

元々お客様と話すのが好きなのでどんどん要望やらを頂きたいのですよね。

最新の情報を仕入れないとこちらも時代に付いていけないので。

そして今はコロナなのであれですがお客様と飲みに行って設計について話すのが一番好きなんですよね笑

“常にお客様と一緒にモノづくりをする”のが弊社の目指すところです。

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